内科医の院長が医療レーザー脱毛機器を導入した経緯
1年前まで脱毛に全く興味がなかった内科医の院長が親戚、兄から脱毛を勧められ医療脱毛の上位機種のGentleMaxProで足の脱毛を経験しました。夏は短パンサンダルで生活する院長は施術後のツルツルの足が非常に心地よく、満足度の高い施術であると実感しました。しかし同時に料金がまだまだ高く私が考える価値に見合う価格ではありませんでした。この機種は1500万円、メンテナンス代も年間100万円、消耗品である冷却ガスもそこそこ高価ですので、ジェルを塗るタイプの安い脱毛機のように安くする事には限界がありますが、私が感じた満足度に対して妥当であると考えた価格で提供します。(半分は院長用の脱毛機ですが...)
セット料金が主体の大手の脱毛専門クリニックが相次いで破綻する中、また物価の高騰する昨今、院長自身がセット払いが嫌いなので当院は都度払いのみで特に男女のパーツと男性の全身脱毛はオープニング価格で比較的安く、また持続可能な料金設定です。
私は他院でGentleMaxProで比較的安価に4回足、ワキ、ヒゲの脱毛を経験しました。ヒゲ、VIO以外は出力はあまり意識しなくても3〜5回で90%以上の減毛率を達成できます。しかしVIOは5〜8回ヒゲに関しては8〜15回は施術しないとシェービングを必要としなくなるレベルの減毛を達成できないと言われています。
私が施術を受けたクリニックは新興のチェーン店で、皮膚科専門医でしたが美容医療を勉強中の雇われ院長という感じで脱毛にあまり詳しい感じではなく、ヒゲ脱毛のマニュアルもないようでリスクを過度に恐れるあまり出力を思うように上げてもらえず、特にヒゲに関してはほとんど効果を実感しませんでした。機器が届いてから自分で自分のヒゲを出力やアレキサンドライト、ヤグを使い分け表面麻酔を併用し毛嚢炎と軽度の色素沈着を認めましたが、大幅に減毛率を高めることに成功しました。個々のヒゲの密度、太さでレーザーの設定が千差万別なので、その人にあったレーザー出力が定まるまで安全も考え低出力から肌トラブルがなく疼痛が自制内であれば毎回出力を上げていきます。個々症例で成長期の毛が減る出力が定まる最初の3〜5回は脱毛間隔は2週間でよいと考えます。出力が定まり肌トラブルなく痛みが許容されれば高出力照射を継続し脱毛周期を6〜8週に伸ばせば最短でひげの脱毛が可能と考えます。ヒゲ脱毛でシェービングがほぼ必要としなくなるまで平均15回かかると言われていますが当院ではより安全を担保しながらより短期間で永久減毛の状態になるよう攻めたヒゲ脱毛を意識していきます。
安全第一かつ最短でシェービングが不要な状態になれるよう、皮膚の状態を勘案し痛みの程度を見ながら表面麻酔を適宜使用しながら出力を段階的にアップし、部位別、フェーズ別にレーザーの種類を適切に使い分けて施術します。私の性格上スケジュールを組んでの脱毛が苦手で当日にまとまった時間ができたタイミングで予約をするので当日予約当日施術を基本とします。
安いけれど予約が取りにくいクリニックは私自身が嫌なので、キャパシティーをオーバーする前のタイミングで初診受付の停止を検討します。