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肥満症に対してのレタトルチドの第2相臨床試験です。

[2023.06.27]

週一回皮下注射のGIP-GLP-1-GCG受容体トリプルアゴニスト製剤です。

48週後に男性で20%強、女性で25%強の減量効果があります。しかし48週時点でまだ減少傾向であるので長期で観察すれば外科的治療に匹敵する減量効果がある可能性があります。

セマグルチドでも男性の方が減量しにくい傾向がありましたがこの薬剤もその傾向があります。体格、体重の違いでしょうか?

またイーライリリーです。肥満は慢性の治療可能な神経代謝性疾患との認識に変わりつつあるようです。肥満症が内科的に治療可能な時代になりました。

 

Triple–Hormone-Receptor Agonist Retatrutide for Obesity — A Phase 2 Trial より

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