訪問診療

訪問診療とは医師が定期的に自宅を訪問して行う医療のことです。

家で点滴や採血、超音波検査、処置、処方箋の発行ができます。薬局へ薬を取りに行くのが難しい場合は薬剤師さんが家まで薬を届けてくれて、内服の管理や指導をしてくれる訪問調剤という仕組みもあります。

他に看護師さんやリハビリの専門職が定期的に家に来て医療、ケア、リハビリを受けたり、介護士さんが身の回りの世話をしてくれるサービスもあります。全て健康保険、介護保険を使えます。

例えば熱が出て困った時に医師がすぐに駆けつけ検査、診察をし肺炎と診断がつけば速やかに抗生物質や脱水補正の点滴などをすることができます。連日の点滴が必要な場合は看護師と連携して状態が改善するまで毎日健康観察や点滴の交換をしてもらえます。その結果、入院の回避が可能です。　　　　　　　　　

総合病院の外来通院を減らし入院を減らすことができれば、ご本人だけでなく主介護者のご家族の負担も減らすことが可能で実際我々が介入することで再入院の確率を減らすことができます。　　　　　　　　　　　　　　

しかしながら、在宅で全てが完結するわけではありません。総合病院や専門外来の先生のお力を借りることもあります。主介護者の介護負担を軽減する目的で慢性期病院にレスパイト入院のお願いすることもあります。各医療施設での役割分担、地域医療連携が重要であると考えます。　　　　　　　　　　　　

誰しも慣れない病院より住み慣れたおうちで過ごしたいと思います。安心して自宅療養ができるようお手伝いします。　

専用の緊急電話回線を使用し２４時間３６５日医師と連絡が取れます。

総合内科専門医として内科全般を見ることができます。

循環器専門医として心不全で入退院を繰り返す症例の再入院の回避や動脈硬化性疾患、不整脈疾患、腎不全を得意としています。

ご本人様の人生観、ご家族のお気持ちに耳を傾け多職種、病院、クリニックと連携し最善の在宅療養が送れるよう努めます。

院内に高精度のリアルタイムPCR機器があるのでコロナの即日検査が可能です。

※総合病院の専門外来に通院していても訪問診療を利用することは可能です。

月２回の定期訪問を行なった場合、

１割負担で約６５００円、２割負担で約１３０００円、３割負担で約２００００円の費用がかかります。

疾患の重症度、検査や処置、緊急往診等を行なった場合は所定の費用が加算されます。

公費負担、介護保険の有無、福祉給付等により自己負担額は変動します。

※詳細に関しましてはクリニックへお問い合わせください。

中区全域、北区、西区、東区、中村区、千種区などの車で約３０分の範囲内

※詳しくはクリニックへお問い合わせください。

※そのほかの処置に関しましてもお気軽にお問い合わせください。

※当院はICTを活用して訪問看護、病院、薬局、ケアマネージャーなどと情報を共有して訪問診療を行っております。

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